アースリパブリック工作



たまに依頼のあるイベント工作。児童館とは違った雰囲気があります。今回はアースリパブリックというお題で工作することになりました。

ところでアースリパブリックってご存知ですか? 直訳すると「地球共和国?」何じゃそれ?

私もこのイベントで初めて知ったのですが産業廃棄古紙を再利用した製品で主に緩衝材、断熱材として利用されているようです。要するに紙で出来た発泡スチロールのようなもので環境に良いものらしい。


早速企業からアースリパブリック(写真上)が届きました。3種のアースリパブリック。
板状のもの、角材状のもの、バラ状のもの、これで一体何が作れるだろう?

まずは素材の性質を観察してみよう。

【切る】
板状のもの
厚さ1cmくらいなのではさみで何とか切ることができた。しかしこどもが切るのは少し大変だ。
角材状のもの
はさみでは無理、カッターで時間をかければ何とか切れる。しかしカッターの刃の油分を全て奪い取ってしまう。こどもには無理だ。
バラ状のもの
マシュマロのようで簡単に切れます。

【折る】
板状のものも、角材状のものも繊維の方向と同じ方向に折るとぼろぼろと崩れていく。

【貼る】
紙だから紙用のボンドを使ってみたがなぜか乾くのに異常に時間がかかる。短時間の工作では使えない。両面テープを使用してみるとさすがは紙、よくくっつく。

【塗る】
アクリル絵の具は使えそうだがやはり乾くのに時間がかかる。油性のマジックなら使えそう。

【燃やす】
さすが紙、よく燃えます。

検討した結果、素材は事前にカットしたものを用意することにした。
直方体(3cm×3cm×10cm)、立方体(3cm×3cm×3cm)、板状(40cm×40cm×1cm)、バラはそのまま。
そして両面テープ(3cm幅)を使って貼り合わせ、工作することにした。

ランニングマン 王冠 顔の飾り物
躍動感ある簡単な造形です。
こどもたちにも簡単ですね。
かぶりものです。
楽しいですね。
家族や友達の顔を立体で
表現すると面白い!

イス

椅子
バラ状のものがリアルな指に。 かなりもろいです。

2006年8月に東京で行われた「夏休みエコキッズ探検隊」というイベントの中で行われた
「親子環境工作教室」の様子

工作が行われた会場は大手町ビルにある大手町カフェ。何だか工作をやる雰囲気じゃありませんね。オシャレすぎです。緑あふれる入り口は「環境に優しい」を全面に出していますね。

この日、こどもたちは映画「トントンギコギコ図工の時間」を鑑賞したあとここで工作を行います。

さてどんなこどもたちが来るか楽しみですね。
大手町カフェ入り口
材料はあらかじめテーブルの上にセットしました。
一人分ずつ分ける作業は大変でした。

プロジェクターなどがあって、プレゼンテーションでもやるような雰囲気ですね。

アクリル絵の具を使わなくて良かったと思います。こんなに綺麗な場所を汚したら大変ですね。工作する場所とは程遠いような気も。
いよいよこどもたちも会場に到着し、企業の方より環境とアースリパブリックという素材について説明が行われました。

いよいよ工作教室の開始です。

こどもたちが自由に発想し作れるように、こどもと保護者は別れて座ってもらいました。

説明よりもとにかく手を動かそうということで、私のサンプル作品を見せて、さぁスタート!

こどもたちは同じテーブルの仲間とあっという間にうちとけ楽しそうに工作しているのに対し、大人たちは真剣そのもの。もくもくと作っていました。でもそれも楽しそうですね。

いつもながらこどもたちのパワーに驚かされっぱなしでした。大人には想像もつかないようなアイデアがたくさん出てきました。

最後に保護者とこどもたちお互いの作品を鑑賞し合いました。お互い新たな発見があったようです。受験勉強ばかりじゃなくてこのようなことも必要だと感じとっていただけたのなら成功ですね。

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